2011年6月10日金曜日

やっと肩の荷をおろせる日本







































NHKニュース 2011年6月9日 17時3分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110609/t10013423781000.html

米世論調査:“重要な国は中国”

外務省がアメリカで行った世論調査で「アメリカにとってアジアで最も重要なパートナー」として中国を挙げた人が、日本を挙げた人を初めて一般の人で上回り、経済成長を続ける中国の存在感が増していることが、改めて浮き彫りになった形です。

外務省が、2月から3月にかけてアメリカの民間調査会社に委託し、アメリカの一般の人1200人を対象に調査し、
「アメリカにとってアジアで最も重要なパートナーはどの国か」
と質問したところ、日本を挙げた人は31%だったのに対し、中国を挙げた人は39%でした。
去年の調査では日本と中国が44%で同じでしたが、今回、初めて中国が日本を上回りました。
また、政・財・官などの有識者200人を対象にした調査でも、日本を挙げた人は28%だったのに対し、中国を挙げた人は46%で、2年続けて中国が日本を上回りました。

さらに、一般の人も有識者も中国を挙げた理由として「貿易・経済関係」とした人が40%を超え、最も多くなっています。
これについて外務省では、成長を続ける中国の経済力が背景にあると分析しており、
「東アジア全体が注目されるなか、科学技術や文化などで日本独自の特長をアピールしていきたい」
としています。





時事.com (2011/06/09-16:53)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011060900619

米一般国民39%が中国重視=初めて日本上回る-外務省調査

外務省は9日、米国で行った対日世論調査の結果を発表した。
有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーを聞いたところ、中国が39%(前年比5ポイント減)で、日本の31%(同13ポイント減)を上回った。中国が日本を上回ったのは、質問を始めた1975年以来初めて。
政財官界などの有識者が対象の調査では、中国が46%(同10ポイント減)に対し、日本は28%(同8ポイント減)。中国が2年続けてトップだった。

調査は2月19日から3月16日にかけて、18歳以上の一般国民1200人と有識者200人を対象に実施。米ギャロップ社が外務省の委託を受けて電話調査した。
60年からほぼ毎年実施している。

一方、日本を「信頼できる」と答えた人は、一般国民が過去最高の84%を記録。有識者も前年と同じ90%だった。
外務省広報文化交流部は、今回の結果を「米中の経済関係強化が背景にある」と分析。
「アジアの中で日本が中国との差別化をいかに図れるかが課題だ」としている。 

外務省は併せて、メキシコ、オーストリア、南アフリカの国民に対して行った世論調査結果も公表。
アジアの重要なパートナーでは、メキシコでは、日本(34.3%)が中国(27.7%)を上回った。
しかし、オーストリアでは中国56%に対し日本23%、南アフリカは中国44.5%に対し、日本32.5%で、認識の違いが鮮明になった。



極東の小国である日本は1/3世紀にわたってアメリカの相棒を勉めてきた。
もうそろそろ「お役御免」で、日本らしくなっていってほしいものである。
これまでは「No.2」を肩代わりしてくれる国がなく、身の程も知らずに過重の荷物を背負って歩いてきた。
やっと中国が成長してきてくれて、これで身軽になれそうである。

これにより日本らしい日本「クールジャパン」
がやって来そうである。
日本の身の丈にあった文化を。
背伸びせずに、日本らしくやっていく、それがクールジャパンのテーゼだろう。



 ◇ ヒマつぶし検索 


_